最近買った本

ネットで専門的なことのすべてを知ることができるというのは、現時点では幻想でしょう。対価を払わないと得られない情報というのは必ずあって、書籍とは、そういう情報を得るための手段の一つなんだろうなと思います。
気のせいか、最近は専門書の流通サイクルが短くなった気がして、例えば中山先生の注解特許法の上巻は、出版元にもなくて入手できないです。そういうことを感じると、専門書を入手したいという焦りに似た感情を持ちます。まあ、自分がコレクター的な性格を持っているのからでしょうけれど。
Amazonは、6月ぐらいからEdyで支払いできるようになって、そのキャンペーンとして7月31日まで、Edyで支払うとANAのマイルが通常の倍で貯まるにようになってました。陸マイラーとしては、Amazonで書籍を購入する意欲に火がつきます。
ということで、以下の本を買いました。

お勉強用

標準 特許法

標準 特許法

高林先生の標準特許法は、厚さは薄いですけど、内容は良くできていると思います。
初版は持っていたのですけど、第2版が出たので購入。


法律学講座双書 工業所有権法〈上〉特許法

法律学講座双書 工業所有権法〈上〉特許法

吉藤先生の特許法概説がアップデートされない現在では、中山先生の本が基本書になるんですかね。
中山先生の本は読んだことなかったし、注解特許法が入手できなかったので購入。


知的財産権侵害要論 特許・意匠・商標編

知的財産権侵害要論 特許・意匠・商標編

第3版は持っているのですけど、第4版も持っておこうと思ったので購入。


特許判例ガイド (Case G)

特許判例ガイド (Case G)

第2版は持っているのですけど、第3版も持っておこうと思ったので購入。


実例で見る商標審査基準の解説

実例で見る商標審査基準の解説

最新は第5版なのですよね。初版を持っています。結構頻繁に新しい版が出るので、いつか買おうと思っていたのですけど、この際だから第5版を持っておこうと思ったので購入。


特許・意匠・商標の基礎知識 (法律知識ライブラリー)

特許・意匠・商標の基礎知識 (法律知識ライブラリー)

これは副読本ですね。気が向いたら必要なところだけ拾い読みするために購入。


演習ノート 知的財産法

演習ノート 知的財産法

気分転換するための頭の体操用に購入。

お仕事用

米国特許実務ガイド―米国特許制度の本質に迫る!

米国特許実務ガイド―米国特許制度の本質に迫る!

国内明細書ばかり書いていた私でも、外国関係も仕事するようになったんですよ。とりあえずは米国特許法を知ろうと思って購入。


アメリカ特許法実務ハンドブック

アメリカ特許法実務ハンドブック

米国特許の実務について、ぱらぱらと読んで理解できればと思って購入。


ヨーロッパ特許条約実務ハンドブック

ヨーロッパ特許条約実務ハンドブック

EPは、あまり実務はしないんですけど、すこし調べものがあったので購入。


特許の英語表現・文例集 (KS語学専門書)

特許の英語表現・文例集 (KS語学専門書)

英語は、あまり得意ではないんですけど。でも実務しなけゃいけないんだったら、お勉強する必要があると思って購入。


特許実務用語和英辞典

特許実務用語和英辞典

この本は、あまり必要性を感じなかったのですけど、将来は使う必要があるかもと思って購入。


英語の用語のお勉強と思って購入。


外国特許出願のための特許英語表現文例集

外国特許出願のための特許英語表現文例集

英語の用語のお勉強と思って購入。


特許技術用語集―類語索引・使用例付

特許技術用語集―類語索引・使用例付

この本は、国内出願でも使えますね。私は、いわゆる「特許用語」というのは、あまり使わないほうがいいと思っていますけど、本に載っている程度の用語は使ってもいいかなと考えています。その用語の使い分けの判断の基準の一つとして使えます。また、英語の対訳が付いているので、英訳用にも。
第2版は持っていますけど、第3版が出ているので購入。


特許技術用語類語集

特許技術用語類語集

上記の用語集と一緒に、類語集も買いました。

ブログのネタ用

ネットでは著作権に興味がある人が多いようで、著作権に関するエントリーを書く知識のために購入。

著作権の法律相談 (青林法律相談)

著作権の法律相談 (青林法律相談)

法律相談シリーズの著作権法のもの。たぶん積読で、必要なときにページをめくると思います。


新・裁判実務大系 (22)

新・裁判実務大系 (22)

同じシリーズの知的財産関係訴訟法は持っているので著作権法のものも購入。


機能的知的財産法の理論 (知的財産研究叢書)

機能的知的財産法の理論 (知的財産研究叢書)

田村先生は新進気鋭の先生で、知的財産法について新たな考え方を提案されて注目されています。田村先生の説は多数説とはいえないと思いますが(田村先生の本は、受験生の間では特許法でも著作権法でも基本書とはいわれていません)、ネットで著作権強化反対を書かれている人は、田村先生の考え方が基になっている気がしたので、購入してみました。
この本は、白田秀彰先生が紹介されています。
http://hotwired.goo.ne.jp/original/shirata/060111/04.html


新版 ソフトウェアの法的保護

新版 ソフトウェアの法的保護

田村先生のサイトには、知的財産法の調べ方という書籍紹介のページがあります。
http://www.juris.hokudai.ac.jp/~ytamura/chite1.htm
このページで紹介されていたので購入。
なお、この本は有斐閣からオンデマンド版として購入することができます。


よくわかる 音楽著作権ビジネス 基礎編 3rd Edition 安藤和宏著

よくわかる 音楽著作権ビジネス 基礎編 3rd Edition 安藤和宏著

この本も田村先生のページに紹介されていたので購入。


よくわかる 音楽著作権ビジネス 実践編 3rd Edition 安藤和宏著

よくわかる 音楽著作権ビジネス 実践編 3rd Edition 安藤和宏著

基礎編を買うんだったら実践編も一緒に買っちゃえという勢いで購入。


学術情報と知的所有権―オーサシップの市場化と電子化

学術情報と知的所有権―オーサシップの市場化と電子化

八重洲ブックセンターで手に取ったとき、以前に誰かが薦めていた本のような気がしたので購入。