知財がテーマのコンテンツ

本日7月1日は弁理士の日です。 弁理士の日を盛り上げるために、「弁理士の日記念ブログ企画2023」と銘打って、共通テーマで記事を書くというイベントが、例年どおりドクガクさんの「独学の弁理士講座」のブログで企画されています。そこで、私もこの企画に参加します。

benrishikoza.com

 

今年のお題は「知財がテーマのコンテンツ」。

切手があります。

工業所有権制度100周年記念切手

工業所有権制度100周年記念切手。昭和60年の切手です。

平成生まれの弁理士さんが生まれる前に発行されてますね。つくば科学万博があった年といえば、あの年かと思い出す人もいるでしょう。

切手の紙面には初代特許庁長官の高橋是清翁の胸像画と、patent、utility、trademark、designの文字が付されています。

今は総称で産業財産権法といいますが、昔は工業所有権法と言ったり、無体財産法と言ったりしてたんですよ。青本に名残りがあります。

私はこの切手を1シート買ったのですが、適当に郵便に使ったので残り2枚になってしました。

 

弁理士制度100周年記念切手

知財の担い手、弁理士制度100周年記念切手。平成11年の切手です。

平成11年(1999年)は、ほぼ世紀末だったり、知財では関連意匠制度が施行されたり、マドプロ関連改正法案が可決されたり(翌年施行)した年ですね。

切手の紙面には何かのからくり細工が記載されています。当時から弁理士だった人は何のからくり細工かは知っているでしょう。

(追記:日本郵便のサイトによると、「デザインは、特許代理業者登録規則が施行された明治32年7月1日に、特許となった「人動車」の解説図が描かれています。」とのこと。)

私はこの頃には特許事務所で働いてました。

 

国際工業所有権保護協会 東京総会記念

私は保有していませんが、国際工業所有権保護協会 東京総会記念切手があります(1966年)。

国際工業所有権保護協会 って、今は国際知的財産保護協会になってますけど、AIPPIといえば分かりますかね?

それでも分からないならボーデンハウゼンの「注解パリ条約」を発行しているのが日本国際知的財産保護協会(AIPPI・JAPAN)といえばピンと来るでしょうか。

切手の図柄は、ヤフオクで見ていただけたらと思います。私も今回のブログネタの資料として事前にヤフオクで落札しようとも考えたのですが、止めました。

私がこの頃に生まれていたかどうかは、ノーコメントです。

 

まとめ

今は特許庁に手続きするのもオンラインになり、特許庁が閉庁後の深夜に東京中央郵便局まで出願や中間の書類を入れた封筒を持ち込むこともなくなりました(発信主義で日付を確定させるため、本日期限の書類は夜中も開いている中央郵便局まで事務担当者が持って行ったのです。)。

お客様に送る書類もクロネコヤマトを使っているので切手を使う機会も減りました。

私は切手コレクターではありませんが、たまに使う封書に記念切手を使うのもよいですよ。