首都圏の鉄道17社、車内での携帯マナーの案内を統一

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/15449.html
鉄道会社ごとに異なっていたのを変だと思っていたので、統一されたのは良いと思う。

統一マナーでは、優先席付近での携帯電話の電源はOFFに、優先席以外ではマナーモード設定にし、通話は控えるようアナウンスされる。

これまでJR東日本では、車内での携帯電話の使用を、心臓ペースメーカーに悪影響を及ぼすおそれがあることを理由に禁止していた。
しかし、総務省の調査によれば、携帯電話の使用者は、ペースメーカを装着した者と近接した状態(22センチ程度)となる可能性のある満員電車等では、携帯電話の電源を切るよう配慮すべきとしている。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020702_3.html
この調査結果を反対解釈すると、隣人と22cm以上離れるような状況にあっては、携帯電話はペースメーカーに悪影響を及ぼさず、車内でも携帯電話を使用して良いと考えられる。
つまり、JR東日本のこれまでのアナウンスは、けたたましい着信音や声高な通話は公共の場におけるマナーとして避けるべきということを、心臓ペースメーカーの誤動作に問題をすり替えていたと思っている。
マナーを守らない人を従わせるには仕方なかったのかも知れないが、使用禁止の理由を私は好きではなかった。
電車内の携帯電話マナーだから通話は控えましょうという、今回の案内は合理的で理解できる。