速さと量

8月30日のBooks by 麻弥〜 News Collector 〜New〜に紹介されていたWPC ARENAのコラム。
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20030827/105702/
コラムの内容は、ISPの広告宣伝では高速性をアピールしているのに、広告宣伝どおりのブロードバンドの使い方である、膨大なトラフィックを発生させる使い方を制限しようとするプロバイダは矛盾していないか、というように理解した。
矛盾していないと思う。
だって、転送速度と転送量とでは、物理量が違うでしょう。
転送速度に時間を積算すれば転送量になるんだし、常時接続だと時間的な制限が低いので時間にこだわらないとすると、結果的に転送速度と転送量とを同視できるとする考えもあるだろうけど、元来は違うもの。
ISPの広告宣伝で謳う高速性は、一定量のサイトのページを閲覧するときに、従来よりも速くなったと、それだけを言っているに過ぎないでしょ。膨大な転送ができますよと広告宣伝しているのではないと思う。