輸入権シンポジウムの関連リンクから
輸入盤CD規制に関するシンポジウムのメモ 主な要点書き起こし

小倉弁護士
amazonについて。レコジャケに「日本輸出禁止」がつかなくても本国から輸出は止められる。
レコード小売店は警告状が来たら、その商品は廃棄しなくてはならない。
ので、あらかじめ輸入しなくなる可能性高い。
個人輸入について。税関は「頒布目的かどうか」は判断できないから、
一律して取り上げる可能性高い。

この発言内容は、ジャケットに「日本輸出禁止」の表示がなくてもいいということが前提になっている。
だから、著作権の行使のためにはジャケットに「日本輸出禁止」の表示が必要であれば、結論は正反対になるだろう。
amazonについて。本国から輸出は止められない。
レコード小売店は、警告状が来ても、その商品を廃棄しなくてもよい。
個人輸入について、税関はジャケットに表示の有無をみて、かつ数量で判断できるから、取り上げられない可能性が高い。

>川内議員
とにかく「情を知って」という法律用語に基づき、
「外国でプレスされた」という情報を知っていれば、
それを日本に入れて商売するのに大変リスクが伴う、ということとなる。

この発言内容も、ジャケットに「日本輸出禁止」の表示がなくてもいいということが前提になっている。
輸入業者は、ジャケットに「日本輸出禁止」 表示の有無を見て、輸入するかどうかを判断できるから、無用なリスクは回避できることとなる。