弁理士の補助員
darupenさんのブログ経由で内藤先生のエントリーを知りました。
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/0380a0ec1f010664a9bcc54b66ff42e3
私は、日常の業務として明細書を作成していますけど、それは弁理士の補助員として、ということになります。
私の専門分野に関しては、所長に負けない明細書を書いているつもりです。
技術は、より高度化、複雑化するものなので、担当分野もいきおい、専門的になります。所長が、あらゆる分野の明細書を作成するなんて、現状で無理です。
また、年間三十万件以上の特許出願を、補助員が補助することなく、先生だけで作成するのも現状では、不可能でしょう。
私は、明細書を書く者が弁理士になれるように、弁理士試験の合格者を増やすことに賛同します。そして、将来は、明細書を書く者イコール弁理士になっていくんでしょう。
そうなったとき、特許事務所に勤務することが、弁理士にとって魅力的かどうかは別の話ですけど。明細書を作成するということには適性があるでしょうし。
特許事務所は、明細書を書いてナンボ、売り上げてナンボです。別に特許事務所に限らず、会社ならどこでもそうでしょう。一件当たりの単価と処理数により、特許技術者の売り上げが数字ではっきり現れます。