Reading Baton

id:azzu_ksさんから、Reading Batonを渡していただきました。


●今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数
本棚がないぐらい少ないので、ちょっと勘弁。私は本少ないですよ。受験期間が長いんで、文芸本とか読まなくなっちゃったし。


●最後に買った本
職場近くの書原 霞ヶ関店で買ったこの本かな。

判例に学ぶ特許実務教本

判例に学ぶ特許実務教本



パラパラと手にとって見て、仕事に使えるかなと思って。でも読んでない。


●今読んでる本
上記と同じ書原 霞ヶ関店で買った。
マスタリングTCP/IP 入門編

マスタリングTCP/IP 入門編



この本は受験用に。でも昼休みにマーカーを引いてたら、上司が「この本はいい」て薦めてくれたので、受験以外用に読んでも役に立つのだと思う。


●よく読み返す本
特許技術者なんて、文章を書くのが仕事です。文章を書くのに参考にするいくつかの本を挙げてみる。
日本語の作文技術 (朝日文庫)

日本語の作文技術 (朝日文庫)



日本語の作文技術は、最初に仕事を教えてくれた上司が薦めてくれた本。読み返すことはないけど、最初に読んだときは、目からうろこが落ちる感じだった。


公用文用字用語の要点

公用文用字用語の要点

特許出願の願書に添付して提出する明細書等は、特許庁に提出する書類なので、公用文に準じた表記をするという考えは有りだと思う。公用文用字用語の要点は、似たような言葉をどう使い分けるかの例が挙げられている本だけど、付録的に記載されている内閣告示の「送り仮名の付け方」、「公用文における漢字使用等について」などは、ときおり開いて確認します。
これらの内閣告示・内閣訓令は、文化庁のサイトで見ることができます。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/


記者ハンドブック -新聞用字用語集 第10版-

記者ハンドブック -新聞用字用語集 第10版-



新聞記者のための文章作成の基準が書いてある本。公用文の作成基準とは違う点があるけれど、一つの基準として見るのは参考になる。
また、皇室の表記法やタブーな用語などは、なるほどそうなのかと、読んで思ってしまう。


法令用語の常識 改訂版 (セミナー叢書)

法令用語の常識 改訂版 (セミナー叢書)

この本は、もう中古でしか入手困難かも。法文を読むときには、法文がどのように作成されているかの基礎知識が必要だけど、この本は、似たような法令用語の違いが解説されている。例えば、「又は」と「若しくは」は、法令でどのように使い分けられているのか(使い分けられているんです!)など。
「又は」と「若しくは」の使い分けが理解されていると、商標法第4条第1項第8号の法文なんて、どのような括弧くくりの表現になっているかが分かるでしょう。

第四条  次に掲げる商標については、前条の規定にかかわらず、商標登録を受けることができない。
八  他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標(その他人の承諾を得ているものを除く。)



学術用語集〈電気工学編〉

学術用語集〈電気工学編〉

特許法施行規則第24条第1項には、「願書に添付すべき明細書は、様式第二十九により作成しなければならない。」と規定され、この様式第29の備考7には「技術用語は、学術用語を用いる。」と記載されている。
だから、明細書を作成するときには、用いられている専門用語が学術用語なのかどうかについて、気を配るべきと思う。
例えば、「超伝導磁石」なのか「超電導磁石」なのか。分からなくなったら、学術用語集を当たってみている。


●思い入れのある本
 仕事用か受験用か日記のネタ用にしか、本を買わなくなっている。ホントつまんない生活してる。
本を読んで泣いたのって、いつだっけと考えると、大学生の頃まで遡るなあ。
新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)



私が熊本出身だということもあるのだろうけれど。
今でも文庫本で読めるのは、良いことです。


ザ・コクピット (1) (小学館文庫)

ザ・コクピット (1) (小学館文庫)



漫画本だと、松本零士の「グリーンスナイパー」とか思い入れあるなあ。
ザ・コクピット (1) に入っている。
●次にバトンを渡すヒト3名
困った。知り合いがいない。
じゃあ、コメント又はリンクをしていただいたことがある方に。
皆さんにはバトンを渡すお知らせのトラックバックも打ちませんので、無視していただいて結構です。
まつもとさん
essaさん
yucoさん