Linuxが283件の特許に抵触する可能性、27件はMicrosoftの特許〜米調査

INTERNET WATCHの記事より。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/08/03/4130.html

OSRMでは現在の問題として、米特許法上の「故意」による侵害の重罰制度がネックだと指摘する。他人の特許を侵害するかどうかを事前に調べた場合、その後に侵害していると判断されれば、侵害行為が「故意」と見なされることになりかねないためだ。

ああ、「三倍賠償」の話ですね。
懲罰的賠償として、実損害の三倍まで賠償金を増額できるという制度です。
米国特許法は詳しくないので、こういうときはGooglegoogle:三倍賠償
松本弁護士の解説が、詳しいです。
http://village.infoweb.ne.jp/~mat/SANBAI.HTM (平成16年8月いっぱいまで)
http://homepage3.nifty.com/nmat/SANBAI.HTM (おそらく平成16年9月以降)


日本の特許法では、平成10年の法改正時に三倍賠償制度の採用も含め検討されたが、実際の法改正では、三倍賠償制度は導入されず、今の第102条第1項の規定が追加された。