水を熱で分解して水素を製造する原理

昨日に書いた、原子力を使って水素を製造することについて、8月29日のEsaka Takeru's Memoにて、リンクしていただきました。
そちらを拝見すると、asahi.comの記事と日本原子力研究所のプレスリリースが紹介されてます。
なるほど、原理を知りたければ、ズボラしないで日本原子力研究所のサイトを調べれば良かったのですね。
どうもありがとうございます。
原研のプレス発表より。

ISプロセスは、原料水をヨウ素(Iodine)や硫黄(Sulfur)の化合物と反応(ブンゼン反応)させ、その生成物であるヨウ化水素及び硫酸の熱分解反応によって、水素と酸素を製造するものである。この方法では、熱源として原子炉からの熱を、原料として水を用いるため、二酸化炭素は一切排出されない。硫酸の熱分解反応には、900℃程度の温度が必要である。

なるほど。反応エネルギーの低い中間物質を使うってことですね。
水から直接に水素を作るなんて大変そうですもん。