ルイ・ヴィトンの値上げ

円安・ユーロ高に伴い、主にかばん類を15日から平均5.5%の値上げを実施するらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030802-00002094-mai-bus_all
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030801ib26.htm
デフレの時代に、為替の影響を販売価格に転嫁できるという商売は、まさにブランドの力という感じがする。
多少の価格上昇があってもルイ・ヴィトンの製品を欲しいという人は買うはずだという目算があるのだろう。
私は、ルイ・ヴィトンの製品なんて全然興味がないので、なぜルイ・ヴィトンばかり、もてはやされるのかは分からない。
幾多の商品がある中で、どうせ買うならと考えた時に、とりあえずルイ・ヴィトンを選べば間違いないという、安心感があるのだろうか。
楽天などで価格をみると、少し頑張れば手に入るという値段が、上級志向と合致するのかも知れない。
それなりの値段だけに、ブランドの価値が消耗することは少ないだろうけど、殿様商売をしていると将来的にはどうかなあ。
一昨年のデータで、日本は、全世界の売上高のおよそ三分の一を占めるんだし(根拠は次のURL)、
http://www.mainichi.co.jp/women/news/200207/19-2.html
日本人が海外で買い物することを考えると、ルイ・ヴィトンが日本人に依存する割合は、更に高いかも。
日本人がもしルイ・ヴィトンの製品にそっぽを向くようになると、売上げに対する影響は大きいだろう。