SONY READERを買った

Kindleの日本上陸前夜と言われる今日この頃なので、電子書籍リーダーが欲しくなって、ソニーの直販サイトである、ソニーストアでPRS-T1を買いました。
連休前に届いたので、少し使った感想を。



T1は、Wi-Fiで通信できますが、PRS-G1とは違い、3Gで通信をすることはできません。
私は、それをデメリットとは感じていません。3Gの通信費が初年度は無料、2年目も条件付きで無料といっても、貧乏性の私は、なるべく通信費がかからないようにと考えるし、いつでもどこでもオンラインで書籍が買えることの必要性を感じませんから。
自宅にいる時にパソコンと24インチのディスプレイで見通しよく書籍を選んで、それをPRS-T1に転送すれば私には十分です。何か、10年ちょい前にPalmとパソコンを同期させて持ち歩いていた感じです。


PRS-T1のディスプレイは、液晶ではなくて、e-inkです。これは見易い画面です。
e-inkは、バックライトがなく、バッテリーの持ちがよいのも、私に合ってます。スリープモードに移行しても、画面に表示されたままなのが、液晶との違いで、最初はびっくりしました。
軽くて、片手で掴める大きさなのもいいですね。
そして、ページ送りを物理ボタンで操作できるのもいい。



私の日常的な使い方では、電車通勤の行き帰りで立ったまま電子書籍を読んでいるので、左手は吊り革を持ったまま、右手でPRS-T1を持ちつつ右手親指でボタンを押してページ送りをしてます。


コンテンツは、ソニーのストアと紀伊國屋のストアと、楽天のストアが使えるそうですが、まだソニーのストアで無料の、銀河鉄道の夜しかダウンロードしてません。
また、EPUBも読めるので、たださんが作られた伽藍とバザール」のEPUB版を入れました。ありがとうございます。
あとは、PDFですね。特許庁にある平成23年法改正の解説本のPDFを入れました。



余白調整を、PDFファイルごとに行って(メニューの「カスタムビュー」で余白設定を「自動」に)、また画質の調整で明るさを「暗い」にしたら見易くなりました。
ただ、元々の本がA5サイズだったのを、手のひらサイズに縮小することになるから、文字の大きさは、ちっちゃいですね。
ピンチアウトすれば拡大しますけど、見通しは悪くなるし、その操作が煩わしいし。


とまあ、こんな感じで、通勤のお供に、これからも使っていこうと思います。