copyright

著作権法の改正

平成20年改正特許法等新旧条文対照表を買って見ていたら、特許法等だけでなく、著作権法も改正されていることに気づいた。平成二十年改正 特許法等新旧条文対照表作者: 発明協会出版社/メーカー: 発明協会発売日: 2008/07メディア: 単行本この商品を含むブロ…

特許法で存続期間が延長されることは、著作権の保護期間の延長の理由にならない

前回のエントリーに関し、inflorescenciaさんからトラックバックをいただきました。 http://d.hatena.ne.jp/inflorescencia/20070908/1189187260 特許法・意匠法の保護強化と著作権法の保護強化を同じくして考えて良いのでしょうか。確かにどれも知的財産権…

著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント vol.4

行ってきました。 http://thinkcopyright.org/resume_talk04.html 参加したのは3月のvol.1以来です。 ストリーミングで中継が見れるようですし、ネットのニュースサイトで記事も上がっています。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/08/24/…

著作権法上で第32条第1項の適法な引用以外のものを何と呼ぶか

ナガブロさんの無断引用という表現はまちがいではないというエントリーを受けて、あらためて考えてみました。 最初に、私は、ナガブロさんの解釈を否定するものではありません。ナガブロさんが書かれた解釈も法律上可能であると思っています。実際、私も一時…

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議第1回公開シンポジウム

17時の終業時間になったとすぐに事務所を出て、公開シンポジウムに行ってきました。 http://thinkcopyright.org/resume.html いやあ、面白かったです。行ってよかった。 シンポジウムの内容は、impressやitmediaで記事になると思うし、ポッドキャスティング…

コンテンツの利用とアクセス性

著作権の存続期間は、著作物が利用されることとは、あまり関係がない。 著作物が利用されるためには、著作権の存続期間ではなく、アクセス性が重要だ。 著作権の存続期間とアクセス性には、あまり関係がない。 と、いうのを考えてみる。 著作権の存続期間を…

テクノロジーの進歩に伴う創作と複製のバランス

特許事務所では、文章を書くのが仕事です。 昔は紙に原稿を書いて、タイプライターの担当の人に清書をしてもらってたそうですが、今はもちろんパソコンで原稿を書いています。 仕事をしながら、ふと、テクノロジーの進歩に伴って、紙からパソコンに変わった…

著作権インセンティブ論

著作権インセンティブ論というのがある。 著作権の目的、本質的な意義が、「人々に作品を生み出すインセンティブを与えようとするもの」という考えである。 福井健策氏の著書に書かれている。著作権とは何か―文化と創造のゆくえ (集英社新書)作者: 福井健策…

青空文庫で有料で読めないか

青空文庫が、著作権の存続期間が満了してない著作物を有料で公開でき、売り上げが青空文庫と著作権者に還元できるようになればいいと思う。 電子書籍と小額決済とが上手く回っていく良い方法はないだろうか。 たとえば、はてなと提携して、はてなポイントを…